健康セミナー
2019年分
- 第289回:『免疫を応用した癌治療』
- 第288回:『オーラルフレイルってなに?』
- 第287回:『「盲腸」=「虫垂炎」?』
- 第286回:『乳がん検診の意義について』
- 第285回:『AI(人工知能)支援による消化器内視鏡診断』
- 第284回:『手が開かなくなる話』
- 第283回:『予防接種無料クーポン』
- 第282回:『―新しい時代とそけいヘルニア手術について』
- 第281回:『口腔がん―早期発見のためのセルフチェックを―』
- 第280回:『至適睡眠時間と統計学』
- 第279回:『体を動かす機会に気付いて健康への第一歩を!』
☆は現在在職しておりません。
第289回:『免疫を応用した癌治療』
内科 西田 淳二
(内科認定医)
免疫とは異物を異物と認識して排除する働きのことです。体内から発生したがん細胞も、外から侵入したウイルスや細菌と同様に、生体から見れば異物なので、当然それを排除しようとする免疫反応が起こります。がん細胞に対する免疫反応はリンパ球が主体で、周囲にリンパ球がたくさん集まっているがんほど治療しやすいことが昔から観察されていました。
正常の細胞が免疫系の細胞から攻撃を受けると病気になりますので、「自己」を攻撃しないような仕組みが幾重にも仕掛けられています。時々間違って正常組織が攻撃されて起こる病気が、甲状腺疾患や関節リウマチなど、いわゆる自己免疫疾患です。免疫細胞に対して、攻撃をしないように伝える細胞表面蛋白質の一つを発見したのが本庶先生のグループです。一部のがん細胞はその蛋白質を表に出すことによって、接近してくる免疫細胞に攻撃しないようにシグナルを出していたのです。このシグナルをブロックする薬剤が開発され、多種類の癌で縮小効果を示しています。免疫チェックポイント阻害薬と呼ばれます。
再発難治性のリンパ腫系腫瘍を認識する遺伝子を患者のTリンパ球に遺伝子導入して体内に戻し、腫瘍を治療する方法(CAR―T療法)も最近、高価ではありますが健康保険適用となり、私たちを驚かせました。
異物を排除する免疫の働きはいわばヒトに備わった自然の力です。免疫の複雑な機構が分子レベルで解明されるにつれ、その自然の力を利用した治療法が今後ますます可能になっていくと期待されます。
第288回:『オーラルフレイルってなに?』
歯科口腔外科 田中 憲一
日本は世界的にみて超高齢社会となり人生100年時代などと言われるようになりました。そして健康寿命を延ばすことが意識されています。最近、オーラルフレイルという言葉を耳にする事ありませんか?オーラル(口腔)・フレイル(虚弱)という意味で口腔機能の低下が全身機能のフレイル(虚弱)につながっていると考えられています。硬いものが食べられない、活舌が悪くなる、食べこぼす、むせることが増えてきます。やがて摂食機能障害、咀嚼障害となります。体重、筋力が低下して家にこもりがちになり、会話をしたり会食しなくなり、しだいに寝たきりなどの要介護状態になると考えられています。したがって、まさに全身的なフレイルの入り口となる口腔機能の維持が重要となります。歯が多く残っている人、インプラントや義歯により咬合の機能を維持している人ほど認知症や転倒による骨折のリスクが低下し寿命が長くなるとの調査結果があります。さらに、口腔ケアをすることにより肺炎やかぜ、インフルエンザ感染のリスクを低下させるとの報告もあります。フレイルの予防のカギは「筋肉の維持」にあるとされています。筋肉をつくるためにタンパク質を十分摂取して仕事や日常生活、軽い運動などで体を動かして筋肉を維持することが大切です。そしてオーラルフレイルの予防として歯、咬合の治療や口腔清掃はもちろん必要です。更に開口練習、舌や、口の周りの筋肉の運動やマッサージも有効とされています。「しっかり咬んでしっかり食べること」はまさに生きる原点です。「もう年だから…」「治療費がかかるから…」と言って咬合の治療を諦めたり治療に消極的な患者様がいらっしゃいますが、食事は1日3回、会話は毎日です。健康寿命を延ばすためにも口腔の健康維持に積極的になることをお勧めします。
第287回:『「盲腸」=「虫垂炎」?』
外科 近藤 純由(いと) ☆
(日本外科学会専門医/指導医 日本消化器外科学会専門医 日本大腸肛門病学会指導医 日本消化器内視鏡学会専門医/指導医)
「盲腸」いわゆる「虫垂炎」はお腹の病気のなかでよく知られており、ほぼ同じものを指す言葉として一般的に使われています。盲腸はお腹の右下にある大腸を指し、虫垂は盲腸につながっている細長い腸を指しますが、違う部位の臓器がなぜ同じように呼ばれるのでしょうか。昔、虫垂炎はなかなか診断がつかず、虫垂だけでなく盲腸にまで炎症が広がった状態で発見されることが多かったため、「盲腸」と呼ばれていたそうです。
虫垂炎の症状は多彩です。右下腹部痛が有名ですが、嘔吐やみぞおちの痛みが目立つ場合や、痛みがなく熱が下がらないと言って病院にこられる患者さんもいます。現在では腹部CT検査や腹部超音波検査で素早く診断できることが多いですが、虫垂が溶けてしまっていたり、他の臓器と癒着して虫垂の形が追えない場合は診断が難しいこともあります。
虫垂炎の治療は以前と比べると抗生物質による保存的治療が行われることが多くなり、手術の場合も腹腔鏡手術でより傷を小さくして入院期間を短くすることが可能となっています。しかし、盲腸まで炎症が及ぶと虫垂だけでなく盲腸を一部切除する手術が必要となることもあります。また、腹部症状が軽い場合は、一旦薬で抑え込んでから数か月後に待機的に手術を行う場合もあります。
「盲腸」の治療は患者さんごとに治療方法を選択していく時代となってきています。気になる症状がある場合はお近くの医療機関でご相談ください。
第286回:『乳がん検診の意義について』
内科 丸野 要
(日本外科学会指導医/専門医 日本消化器外科学会指導医/専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本乳癌学会認定医)
先日、上皇后様が乳癌を発症されたという報道がありました。今回は乳癌について少しお話したいと思います。まず乳癌にかかりやすい危険因子についてお話します。若年者特に20歳以下の女性には、ほとんど乳癌はみられません。生理が始まって卵巣からエストロジェンが分泌されるようになると、このエストロジェンが乳腺に乳癌を発生させる刺激を与えます。だから閉経になる50歳前後まで、乳癌の発生は増え続けます。また未婚の女性、高齢出産の女性、授乳経験のない女性、さらに専門職、管理職に従事する女性に乳癌は多く見られます。このことは現代の社会を象徴しているようです。女性の社会進出が進み、女性は高学歴となり、会社でも出世して高い地位につきます。一方、未婚の女性が増え、結婚時期は遅くなり、結婚しても子供を産まないか、産んでも高齢出産ということになります。この社会風潮は、時代が進むにつれてますます顕著になり、決して逆行することはありません。すなわち時代が進むにつれて、乳癌の発生は増えていき、誰もこの乳癌発生の増加を止めることはできなということになります。乳癌の発生が止められないのなら、どうしたらよいか?乳癌を早期の内に発見して、治療するしかないということになります。そのためには乳がん検診が、重要な意味を持って来ることになります。しかし2013年の統計では日本における乳がん検診受診率は44・9%で、アメリカの80・8%、フランスの75%、イギリスの75・4%、ドイツの73・5%に比べるとまだまだ低い状態です。現在少子化が問題となっていますが、乳癌発生が増えて乳癌による女性の死亡率が上昇すると、ますます少子化に拍車がかかります。それだけではなく、閉経前乳癌の治療薬でありまた乳癌の術後の再発も予防するホルモン剤は、催奇性があるのでその薬剤を服用している間は妊娠できません。日本における乳がん検診の受診率を増加させることが、最重要課題となっています。
第285回:『AI(人工知能)支援による消化器内視鏡診断』
総合診療科 濱田 節雄
(指導医:日本外科学会 日本消化器外科学会 日本消化器内視鏡学会 日本消化器病学会 日本大腸肛門病学会)
最近、AI(人工知能)支援による消化器内視鏡診断の研究・開発が行われています。
検査中に早期胃癌、早期大腸癌の部位をマークし、癌の確率を数値で表し、医師による診断の補助として利用できる事が注目されています。
AIに多くの早期胃癌、早期大腸癌の画像をとりこんで学習させると、AIはやがてそれらを判別できるようになり、「ここがどの位の確率で癌だ」とまたたく間に指し示してくれます。
胃癌治療のポイントは内視鏡による早期発見と早期治療です。胃の粘膜内癌は内視鏡切除術で治ります。しかし、慢性胃炎の中に隠れて発見が難しい早期胃癌も多く、内視鏡による見逃しは5〜25%と報告されています。又内視鏡医の経験と技量の差も大きな課題となっています。
AIが胃癌を疑い、実際に胃癌であった率は31%でした。医師が胃癌を疑って組織検査をすると、実際に癌であった率は5〜10%である事を考えるとAIは十分に機能すると思われます。しかしあくまで診断は内視鏡医が行い、AIは支援をします。また、大腸内視鏡検査中にポリープが見つかり、前癌病変で切除する必要があるポリープか否かを的確に判断しなければならない時があります。それを効率的に判別できる超拡大内視鏡によるAIも開発されつつあります。
今後AIは内視鏡検査の手助けとして大いに活用できるでしょう。
第284回:『手が開かなくなる話』
整形外科 寺山 恭史
(東京女子医大整形外科学教室助教 日本整形外科学会認定整形外科専門医 日本手外科学会認定手外科専門医)
手が開かない、指が伸びきらずに顔が洗いづらいなどの症状、年のせいだからと思ってはいませんか。デュプイトレン拘縮という病気は、手を開いた時に手のひらに硬いスジが浮き出たり、皮膚がひきつれたりして指が伸びづらくなり、数か月から数年で徐々に症状が進行していきます。似たような症状でバネ指(手指屈筋健の腱鞘炎)という病気がありますが、こちらは炎症なので、指の付け根に痛みがあることが多く、スジが浮き出ることはありません。また、拘縮予防に指のストレッチが有効です。しかし、デュプイトレン拘縮は痛みがなく、ストレッチも無効です。原因は完全に解明されていませんが、手のひらの皮膚の下にある腱膜という繊維性組織が異常増殖することで進行します。
以前の治療法は手のひらを切開して、増殖した腱膜を切除するのが一般的でしたが、傷の治癒に時間がかかるというデメリットがありました。最近は注射針を用いて、腱膜を切離する方法や、腱膜を溶かすコラゲナーゼという注射を用いる方法など、低侵襲な治療法が開発されており、良好な成績が報告されています。ただし、病状が進行すると、腱膜の緊張だけではなく、関節自体の拘縮が起こってきてしまい、そうなると、種々の治療法も十分な効果が得られないことがあります。
大事なことは、拘縮が進行する前に医療機関を受診し、適切な治療の時期を相談することです。現在、コラゲナーゼ治療は講習を受けた手外科専門医のみが行える治療となっています。手の開きが悪い、手のひらにひきつれがあるという方は症状が進行する前に医療機関にてご相談ください。
第283回:『予防接種無料クーポン』
麻酔科 上田 朋範
(日本麻酔科学会麻酔科指導医/専門医 厚労省認定臨床研修指導医 日本医師会認定産業医 難病指定医)
予防接種が無料で受けられる制度があるのをご存知でしょうか。
国の政策として抗体検査も予防接種も受けられるクーポンが郵送されており、既にお手元に届いているかもしれません。このクーポンは風しんという病気に対してだけですが、予防接種が必要か判断する検査も実際の予防接種も「無料で」受けられます。
風しんとは発熱、発疹、リンパ節の腫れを主症状とする感染症です。多くは後遺症も無く治りますが6000人に1人の割合で脳炎を発症し、命を落とすこともある病気です。また風しんに対して免疫力の無い女性が妊娠初期にかかってしまうと産まれてきた子供に先天性風疹症候群と言われる障がいを引き起こすことがあります。風しんに特異的な治療法はありませんが、予防接種を受けることで予防が可能です。
予防接種の目的は個人を感染症から守る、または、かかったとしてもその症状を軽くする個人免疫と予防接種を受けられない人を感染症から守る集団免疫があります。個人免疫も重要ですが、妊娠中の女性は風しんの予防接種を受けることができないので集団免疫で妊娠中の女性や胎児を守ることが必要です。
デトックス、がん放置療法、ホメオパシー、レメディなどの科学的に効果が認められないトンデモ医療と異なり、風しんの予防接種は非常に高い効果が認められています。お手元にクーポンが届きましたらぜひ予防接種を受けに行きましょう(注:無料となる対象者は昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性となっています)。
第282回:『―新しい時代とそけいヘルニア手術について』
外科 長谷川久美
(日本外科学会専門医/指導医 日本消化器外科学会専門医/指導医 日本消化器病学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 マンモグラフィ読影認定医)
5月は一年で一番緑の美しい風薫る季節です。この原稿を書いているのは平成31年4月で、掲載される5月号では「令和」に代わっているはずです。実は発表されたばかりでまだピンときません。時代の変遷を身に染みて感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。年号が代わっても、かわらず皆さまの健康寿命がより長く、実りあるものとなるよう少しでもお手伝いできることが、蓮田病院スタッフ一同の喜びであり、日々精進いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
今回はよくみられる身近な「脱腸」または「そけいヘルニア」について、最近の主流である腹腔鏡手術をご紹介します。
そけい部というのは足の付け根で、脱腸では、老化のせいで筋肉がゆるみ腸が外に飛び出てしまい、立つとぷっくり膨れます。横になればもどりますが、もどらないと腸がしめつけられて血のめぐりが悪くなり、こじれたら腹膜炎になってしまうので手術が必要です。以前はそけい部の上を8㎝ほど切開し、周囲の靭帯や筋膜を縫い縮めていました。この方法だと、術後の痛みが1〜2週間、ツッパリ感が約1〜2か月続いて、再発の可能性も数%ありました。最近では、かわりに腹腔鏡手術が主流となっています。そけい部を切開せずに、へそに2㎝の穴をあけて、そこから腹腔鏡で観察して、体の内側(腹腔内)から補強します。へその傷の痛みは少しありますが、そけい部の痛みや違和感がほとんど無く、比べるとずっと負担が少ないようです。また再発もより少なくていいことずくめです。お気軽に外科外来にお声をかけてみてください。
第281回:『口腔がん―早期発見のためのセルフチェックを―』
歯科口腔外科 秋月 弘道
(日本口腔外科学会指導医 日本口腔外科学会専門医)
タレントの堀ちえみさんが「私は口腔癌と診断されました。いわゆる舌癌です」と公表し、治療経過が報道されています。伴って、自分の口の中に関心を持つ方が増えています。
舌がんの症状は、舌の〝しこり〞を伴った潰瘍です。また、舌や歯肉の一部が白くなる白板症や赤くなる紅板症などの前癌病変にも注意が必要です。白板症の5〜20%、紅板症の約50%が、将来口腔がんになると言われています。
がんが進行すると、病変が潰瘍になり痛みや出血、さらに咀嚼や嚥下、発音なども障害されたりします。治療は、一般的には手術療法、放射線療法、抗がん剤による化学療法を組み合わせて行います。いずれにしても早期に発見して、早期に治療することが大切です。
しかし、実際は口内炎だと思って放置してしまい、がんが進行してから受診するケースが少なくありません。以下のポイントで、口腔がんのセルフチェックをしてみてください。
①口の中に硬い〝しこり〞がある
②口の中に出血しやすい場所がある
③3週間以上治らない口内炎や潰瘍がある
④抜歯のあとが治らない
⑤口の中や唇にしびれがある
⑥口の中に白い部分または赤い部分がある
口腔がんは、直接肉眼で観察でき、手指で触れるため、口腔外科専門医の診察を受ければ視診と触診により、ほとんどが診断可能です。思い当たることや不安な点がある場合は、早めに口腔外科専門医のいる病院の受診をお勧めします。
第280回:『至適睡眠時間と統計学』
外科 兼子 順
(東京医科歯科大学医学部臨床教授 日本外科学会専門医/指導医 日本消化器外科学会認定医 日本消化器内視鏡学会専門医 厚労省認定臨床研修指導医)
最近、厚生労働省の毎月勤労統計調査に関する不適切統計問題が取り沙汰されています。統計は全ての政略の根底となるもので、医学の研究や論文にも統計学は切り離せません。ここで、睡眠時間と長生きに関する統計に基づく調査結果についてお話させていただきます。
長生きに関して個人が把握しやすい指標の一つとして睡眠時間があります。睡眠時間に関しては様々な調査が行われており、アメリカで行われた寿命と睡眠時間の関係を調べた大規模な調査では、睡眠時間が7時間の人が最も死亡率が低く長寿でした。もちろん個人差はありますが、睡眠時間がそれよりも短くても長くても、寿命が短くなる結果でした。
大規模な調査とは、対象となる人数、年代別、性別、人種別など様々な項目から統計学的な処理を施して研究者の主観が入らないように分析しています。
この薬で癌が治ったとか、この薬はすごく効くとか、誇大広告っぽい話を皆さんは聞いたことがあるでしょう。もちろん全否定は出来ないですが、1万人のうち1人に効いたとなればその人にとっては有効な薬ですが、残り9999人には効かないのです。つまり統計学的には有効ではないとされるでしょう。
テレビ・新聞・雑誌等で見かけるアンケート調査等においても、対象人数などの項目が表記されずに統計学的処理を施していない場合は、数字の羅列に過ぎず信憑性がありません。統計学を知る(学ぶ)事により、世の中の曖昧さを見抜く力が培われるでしょう。
第279回:『体を動かす機会に気付いて健康への第一歩を!』
総合診療科 山形 健一
(日本外科学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本消化器外科学会認定医 日本癌学会会員)
テニスプレーヤーの大坂なおみ選手、素晴らしいですね。あのスピード、スタミナ、パワー、反射神経、どれをとっても超一流!
我々中高年にとってはうらやましい限りですが、うらやんでばかりもいられません。
よく体を動かす人(早歩きで30分以上程度)は、脳卒中をおこす率や死亡率が半分くらいになります。今や国民病となっている糖尿病治療の基本のひとつが運動療法であることは言うまでもありません。
それにはまず体を動かす機会に気付くことが大切です。もしあなたの体重が60㎏ならば、60キロカロリーを消費するのに階段上り8分、階段下り10分、自転車15分、風呂掃除15分、掃除20分、料理30分、ウォーキング20分が必要です。
このようなカロリー消費の目安を知っておくことは体を動かす動機につながります。目標は一日合計60分、元気に体を動かすことです。
65歳以上の人はじっとしていないで一日40分を目標にしてみましょう。そして周囲とつながることが大切です。家族、友人と一緒に体を動かしましょう。
みんなで動いてあきらめない!なおみに負けるな生涯現役!
当院は今後さらなる医療の発展のため、ソフト面の整備の充実をはかり、
当院の設立の原点である「思いやりのあるやさしい医療」と「最新の高度医療」の実現に向けて努力を続けていきます。
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