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薬剤科と栄養科

薬剤科/栄養科について

薬剤部は薬剤科と栄養科で構成され、薬剤師と管理栄養士が協力しながら、薬物療法と食事療法の両方から同じ部内で情報を共有できることは日々の業務にとて有効かつ効率的です。
薬剤科は病院正面の5階にあります。1階にあるのが一般的ですが当院は開院以来ほぼ100%院外処方せんを発行しておりますので主に入院患者様を対象とした業務となっております。
主な業務は調剤室・注射室・混注室・DI室で行なっており、病棟業務はもちろんのこと外来化学療法・NST・感染制御・褥瘡・医療安全等、チーム医療にも積極的に係わっております。
当院は資格及び研修制度に力を入れております。そのため、やる気があれば資格を取得しやすい支援体制が整っております。
栄養科は、患者様の『入院中の栄養管理』と『食事・栄養相談』を主な業務としております。入院食の調理・提供は、委託している給食会社が行っております。
「入院中の栄養管理」では、患者様の個々の病態に合わせた食事内容を検討していきます。薬剤師と連携を図り、薬剤や輸液栄養を含め、適切に栄養が充足できるよう総合的な調整、提案を行っております。
またNSTの他、積極的に病棟カンファレンスや各種委員会に参加しており、チーム医療で活躍する管理栄養士を目指しております。
「食事・栄養相談」では入院・外来患者様を対象に行っており、あらゆる病態の食事療法を患者様の生活様式に合わせて提案、サポートをしております。

かかりつけ薬局のすすめ

以前は医療機関にかかるとそこの薬局で薬をもらうのが当たり前でしたが、今では『院外処方箋』を発行して患者様自身が保険調剤薬局へ処方箋を出して薬をもらうといういわゆる「医薬分業」というシステムが主流です。当院では昭和63年開院以来このシステムをとっています。
医薬分業の最大のメリットはかかりつけ薬局を一つに決めておくことで、患者様がどこの医療機関にかかっても、かかりつけ薬局で全ての薬についてチェックできるという点です。
例えば同様の効果をもつ薬が重複していないか、薬同士でお互いに作用が強められたり弱められたりする薬がでていないかどうかなどが、かかりつけ薬局で把握できるため安心して薬を飲むことができます。
せっかく処方箋をもらっても、別々の薬局へ出しては飲んでいる薬を全てチェックすることができなくなってしまいます。安心して薬を飲むためにも、かかりつけ薬局を一つに決めておきましょう。
また、他の医療機関をご受診する際には服用中の薬を持っていくか、お薬手帳などを利用して今飲んでいる薬を医師にお伝えください。

栄養サポートチーム(NST)
の活動

当院のNSTは2012年に発足し、翌2013年から本格稼働しております。摂食不良・嚥下障害等による低栄養の患者様や褥瘡予防に対し、専門的な知識や技術を有した他職種がチーム連携を図り、栄養管理を行っております。NSTのメンバーは、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・言語聴覚士・歯科衛生士など多岐にわたっております。

当院は今後さらなる医療の発展のため、ソフト面の整備の充実をはかり、
当院の設立の原点である「思いやりのあるやさしい医療」と「最新の高度医療」の実現に向けて努力を続けていきます。

急患は、24時間365日
受付しております。

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